そもそも、独身の時はお弁当なんて作ったことありませんでした。
勤めてきた会社は、社員食堂があるところもあれば、ないところもありましたが
社食がない職場でも、同じビルに飲食店が2~3店舗入っていたので
“お弁当を作る必要”自体がなかったんです。
そんなおランチ生活に慣れていた私ですが、やがて独身生活が終わり、主婦になりました。
そしたらなぜか、結婚してお金に対する意識が若干変わったらしく、
「あ、お弁当作らなきゃ。」 「節約しなきゃ。」って、思いました。漠然と。
とはいえ、私は朝がとっても苦手で…。
料理はそれなりにできる方だと思うのですが、
“お弁当作り”となると話は別。
朝はとにかく眠たいし、そもそも弁当作りに慣れていない。
そんな私にとっては、毎日の弁当作りはなかなかハードルの高いミッションだったのです。
さらに大きな壁だったのが、「勤務スケジュールのズレ」問題。
我が家は、夫と私で勤務時間がバラバラなんです。
夜勤明けの夫が朝、帰ってきたタイミングで私は出社……なんて日も。
一緒に準備する時間もないし、作り置きしても食べるタイミングが合わない。
この生活スタイルでは、
弁当作りを効率よく“ルーティン化”するのが本っ当に難しかったんです。
そんな背景もあって、当時の私を非常~~~っに悩ませていたのがこちら。
『3大・弁当作りがめんどくさ~い理由』
- ちょこまかしたおかずを作るのが、面倒くさい(しかも3種類とか…)
- ちょこまかしたおかずを、狭い弁当箱にうまく詰められない(テトリスかっ)
- 弁当箱を洗うのが、地味に面倒くさい(水筒もあるしね…)
そして極めつけはーーー
「夏場、弁当腐っちゃったらどうしよう、、、!!!」
何故かここ、すんごく気になってました。(気になりません?)
いろいろネットで調べた結果、最終的に私の中で出した結論は
「ずっと温かいまま保てばいい!!」
というわけで当時購入したのが、
保温タイプの『カフェ丼ランチボックス』でした。
それでも最初のうちは、
休みの日に卵焼きや焼き魚をまとめて作っておいて、
あと一品は冷凍のおかずに頼りつつ、3日分くらいをタッパーにセッティング。
それを朝、お弁当箱に詰めなおす…という生活を、たぶん2〜3年は続けました。
でも、だんだん全部のおかずが冷凍おかずに入れ替わっていき、
「もうこれ、詰めてるだけじゃんかっっ」って気づいたあたりから
“めんどくさい”がジワジワと増えていったのです。
朝5分・夜10分の自由、買いました
私は、よく言えば “時間をお金で買うタイプ” です。
もちろん節約も大事ですよね。
でも、自分が苦手だったり、めんどくさ~いと感じることを
たった500円で、全部まるっと解決できるなら——
「社食って、めちゃくちゃコスパよくない?」って思ったんです。
夫にはお昼代として月に2万円を渡して、好きなものを自由に買ってもらうスタイルに。
「俺は全然、それでいいよ~」と言ってくれた夫に感謝です。
そして思い切って、弁当生活をやめてみたら…
なんか、すっごくラクになったんです✨
「ひゃっは~~~🐥♪」
弁当作りをやめたのは、ただ「めんどくさいから」ではありません。
夫と私で勤務時間がバラバラだったり、
私自身が朝に弱かったりと、
お弁当を作って→渡して→洗う…という流れが
私たちの暮らしに合っていなかったんです。
思い切ってやめてみたら、
朝のバタバタも、夜のイライラも、
さらには洗い物も減って、むしろ快適になりました。
「ちゃんと作らなきゃ」と思い込んでいましたが、
作らなくても、別に大丈夫です。
私には、“つくらん選択”が合っていました✌️